遺品整理業者の選び方
【遺品整理業者の区分】
頼みたい業務内容によって、金銭的にも負担を減らすことができるかもしれません。
・片付け代行
業務内容:物の仕分けや片付け
処分はまだ考えておらず、遺品の片付けのみを行いたい方
・不用品回収
業務内容:不用品の回収・処分及び買取
遺品の中身の大半がゴミで処分したい方
・リサイクル
業務内容:再利用品の買取
遺品の中に再利用できる物が多く、費用を抑えたい方
・遺品整理
業務内容:物の仕分け、片付け、不用品の処分・買取・ご供養
実家が遠方な方、時間や体力的に難しい方
上記の3つの業者ができることに加え、プロの手によって短時間で整理を行うことができます。
遺品整理はご遺族でもできます。「不用品を回収して欲しい」ということにのみなら不用品回収業者に依頼することもできます。
しかし、サービス内容の広さや専門性という点では遺品整理専門の業者に頼むのが良いでしょう。
【遺品業者ならではの配慮も】
・作業前や完了後にお仏壇に手を合わせる
・遺品を処分品として扱わず丁寧に扱う
・近隣の方々へのご挨拶の代行
・遠方からのご依頼に対しては、写真や動画などでの作業完了報告をする
などの遺品整理業者には他に見受けられない特徴があります。
【トラブルに注意】
『無縁社会』、『終活』という言葉が注目された2009年以降に業者が急増しています。
処分すべきでない物を処分したり、遺族の見ていないところで貴金属などの価値がある品物を窃盗したりといった悪徳な業者も存在します。
特に多いのが、強引な契約や不当な追加請求やキャンセル料などのお金にまつわるトラブル。
そこで遺品整理業者を選ぶポイントをまとめました。
①遺品整理士の在籍
「遺品整理士」とは規定の講座を受講し、専門お知識とサービスを身につけている証明に協会より認定される資格です。
この他に遺品から出るゴミや廃棄物を回収して運搬し処分するために必要な「一般廃棄物収集運搬許可証」や、法令で定められた20種類の産業廃棄物を収集・運搬する場合に必要になる「産業廃棄物収集運搬許可証」、リサイクルを目的に価値のあるものを判断し、有料で買い取ることができる「古物商許可証」があげられます。
②訪問見積もり
訪問見積もりをしたがらない、応じない業者は、当日になって追加請求をしてくる悪徳業者の可能性があります。
②わかりやすい見積書を提示してくれる
一式などの表記ではなく、各項目ごとに曖昧な記載でなく詳細を書いている見積書を提出してくれる業者を選びましょう。
加えて、追加料金の有無や買取価格、処分費用の明記されていると安心です。
【遺品整理業者の選び方】
片付けはもちろんのこと
・遺品を処分品や不用品と扱わず丁寧に扱う
・作業時にご近所の方への配慮、挨拶の代行を行う
・作業前にお仏壇に手を合わせるといった故人・遺族の気持ちに配慮した作業を行う
といったことが挙げられます。
しかしながら、遺品整理業者の中にも悪徳業者はいます。
回収した遺品を不法投棄したり、遺品の盗難、遺品を乱暴に扱う、高額な請求や追加請求をせまってくる、といったケースも存在します。
葬儀代などにもお金がかかるため「遺品整理の費用を最低限に抑えたい」と思われる方も多いはずです。
遺品整理を行う業者は、必ずしも専門の業者とは限りません。
【まずはご相談を】
悪徳業者に依頼してしまったがために大金を失ったり、遺品を不法投棄されたりする事態は絶対に避けなければなりません。
ご紹介した業者選びのポイントを参考に、信頼できる業者に依頼してみましょう。
遺品整理で何から手を付ければいいのかわからないといったご相談など、まずはお電話ください。